スープのよろずや「花」

お店のご案内

スープのよろずや「花」では、「スープ」と「手助けする人」と「3つの願い」を届けます。

1. スープ

食べることの大事さと困難さを考えるとき、味わいと栄養とのどごしの良さを合わせもったスープの存在はとても大きいと思います。からだを温めてくれるスープ、おなかにやさしいスープ、いのちにエネルギーを与えてくれるスープ。そうした安らぎを分ちあえることを願って、毎日一品の日替わりスープを作ります。お店にお立寄りいただき、またご自宅でも、味わっていただけたらと思います。

2. 手助けする人

医療や介護の現場に制度やガイドラインやパスが氾濫する時代ですが、それに沿っていては、人の体も心も切り捨てられて貧しくなっていくばかりです。医療や介護の現場は、制度が基盤とする一律性、効率性、経済性から遠いところにあります。一人一人の多様なニーズには、試行錯誤しながら知恵を出し合うしかないと思います。だから「手助けする人」による支え合いの店「よろずや」を開きたいと考えました。

3. 「3つの願い」…原発のない国、戦争のない世界、死刑制度のない社会

核廃棄物の処理ができない原子力発電は危険そのものです。戦争放棄をかかげた日本国憲法第9条を変える必要はありません。死刑制度とは人を殺すこと。どうあっても許されない人殺しが、どうして国家のもとには許されるのでしょうか。核も戦争も死刑もない、そういう社会になることで、真にいのちを大事にする医療と介護が成り立つのだと思います。

「スープ」「手助けする人」「3つの願い」、これらのことが、「いのち」を考えるとき、ひとつにつながりました。スープのよろずや「花」を営もうと思い立った理由です。時代に流されることなく、ひとり佇つ。そのことを大事にする一人一人が出会って、励まし合える場に、スープのよろずや「花」がなれたらいいなと思います。

スープのよろずや「花」代表 伊藤真美

「スープ」のこと

「よろずや」のこと

「倚りかからず」