第31回 「南房総 ・ 海からの贈り物」 講師: 三瓶雅延さん

 しばらくぶりに勉強会を企画しました。
 第25回に続く、身近な自然をみつめようシリーズ第2弾です。
海で蒸発した水は雲となり、やがて雨となって大地に降り注ぎます。山で降った雨は森の大地にしみ込み、川に流れ出て、田畑を潤し、人間をも潤しながら海へと戻る。
水の循環を考えるとき、私たちの生活が、川を通じて、サンゴが生息している海ともつながっていることを理解してもらえると思います。

 三瓶雅延さんが、「うみほたる」をはじめ、身近な房総の海からの贈り物をいっぱいもって来てくれます。みんなで手にとってわいわいがやがや楽しい会になると思います。どうぞ来てください。

 キクメイシ科キクメイシモドキ、サンゴ生息の北限域、沖ノ島の浅瀬にサンゴが生きていた。大潮の時、海面から出てしまう、だれでも見ることができる。世界的なサンゴの権威であるオーストラリアのベロン博士が驚いた。
 10年前、館山に来て24種類を確認してくれた。
 南側の宇賀明神の下の磯、宇賀神明さまが見守ってくれていた。世界のサンゴ学界から注目されているサンゴとサンゴを育む環境は館山湾の宝物。
 南房総の海はすごいんだよ!

☆☆☆ 講師: 三瓶雅延さんの紹介 ☆☆☆

1946年生まれ。千葉県館山市出身。
 会社勤めの傍ら、休日を利用しながら館山を拠点海辺に関する様々な活動を展開。
 大平洋岸ではサンゴ生息の北域として世界的に注目されている館山湾でサンゴの生息 調査を継続的に実施し、その成果は専門家から高い評価を受けている。
 一方、海辺の環境の素晴らしさを伝えるため、市民を対象にサンゴや磯の観察会を自主開催。
 主宰する「館山ウミホタル観察倶楽部」が館山桟橋で行うミホタル観察会では市民や観光客の感動を呼んでいる。NPO法人たてやま・海辺のまちづくり塾理事。
 国土交通省港湾局「海辺の自然学校研究会」委員。

日時 : 2002年6月28日(土) 午後7時より9時まで
場所 : 花の谷クリニック 外来ホール
    千葉県南房総市千倉町白子2446
参加費 : 500円
問い合わせ先 : 0470-44-5303

~勉強会のご報告~

 三瓶雅延さんの海への思いを伝える熱い語り口、持ってきてくださった様々な海岸での収集物に魅せられているうちに時間が過ぎました。

 サンゴが生きている美しい海。くじらも亀もたどり着く房総海岸のスケールの大きさ。イルカの耳骨は美しい宝石のようでした。あれやこれやと思い馳せることのできた時間でした。
そしてなんといっても圧巻は「うみほたる」。闇のなかで青白いひかりが浮かび上がったときは、皆な息をのみました。

 陸のほたるのように、ぱらっぱらっと光が放たれるのを想像していた私は、バケツの海水全体が輝く光そのものになってしまう青白いひかりの強さに驚き、それが懐中電灯を照らしてみるとただの小さなか弱い虫、土色のみじんこのようなうみほたるの分泌物から放たれる光であるとは。なんとも不思議な情景でした。

 こんなに身近にある貴重な自然を、もっと多くの人に見てほしいという三瓶さんの思いが私に乗り移ってきました。

ぜひ、「南房総 海からの贈り物 ・ PART2」をと思っています。

※ごめんなさい※
デジカメ不調でうみほたるの光はお見せすることができません。どれもあまり鮮明でない写真ですが、参加できなかった方に少しでも雰囲気をお伝えしたく、写真掲載します。

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