2007.6.30 第12回日本緩和医療学会に参加して

 2007年の6月22日と23日、岡山市で第12回日本緩和医療学会総会が開催されました、「地域をつつむ緩和医療」のテーマで、約4000名の方々の参加がありました。

当院を代表して、看護師の芳賀敦子と君塚幸子がポスター発表をしてきました。

芳賀が、「有床診療所における緩和ケアの取り組みー医療保険、介護保険、障害者自立支援法の サービス利用の有効性と課題についてー」という演題で、当院開設以降から2007年3月までの在宅及び入院での看取りの状況を中心に検討、当院で行っているサービスがどのように利用されているかを考察しました。これまでの当院の取り組みを、客観的に私たちスタッフが認識できるいい機会になりました。












君塚は、「ALS患者の緩和ケアに私たちはどのような認識で取り組んだか-ケアカンファレンスの分析から-」という演題で、月1回当院に来て下さっている山梨健康科学大学作業療法学科の守口恭子先生の指導協力をただき、質的分析の手法で発表をまとめることができました。
日頃は業務に追われて、自分たちのケアをひとつひとつ振り返ることが不十分になってしまいますが、今回の発表のためにスタッフが全員参加でカンファレンスを持つことができ、一人一人が思いを述べ、問題を共有することができました。












このホームページにポスターを掲載することで、読んで下さる方からのご意見も賜り、私たちの今後のケアにつなげたいと思っています。

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