まとめ -リハビリテーションチームのケアマネジメントのあり方

講師:伊藤隆夫 (初台リハビリテーション病院リハ部長)
2004.05.08

「マネジメント」「システム構築」
 リハビリテーション講習というタイトルから想像した手技や技術の講習ではない。
48ベッドに34人の看護師、12人の理学療法士、12人の作業療法士、4人の言語聴覚士、そして2人のソーシャルワーカーが配置されている(3階病棟の一例)初台リハビリテーション病院の活動を紹介されても、環境があまりに違いすぎて真似のしようがなく「すごい!」としか言えない。
では、講師は何を伝えようとしたのか?
 行きの車中で、石川院長が現在のリハビリテーション活動を立ち上げるまでの過程が綴られた本「夢にかけた男たちーある地域リハの軌跡」を読んだ。さらに、今回の講習では、初台リハビリテーション病院の理想的ともいえる活動スタイルは始めからできていたものではなく、リハビリテーションという共通の理念を持った人達が、職域の枠を超えて常に(現在も)試行錯誤しながら一番いいと思う方法を選択してきた結果だということがわかった。
 そして私なりに感じとった答えは、私たちは何を目指して進もうとしているのか、その全体の流れの私たちはどの部分を担っているのか、メンバーには誰がいてそれぞれがその専門性をどう発揮しあっていくのか、そして私自身は今何をすべきなのか・・・そういう視点で自分の今の仕事を考えていかなければならない。ということだった。
 リハビリテーションの理念とは、「病気をして歩けなくなったとしても、自分が自分の主人として誇らしく生活することができる」こと。(本の中で私が気に入った一節です)
 では、花の谷の活動の位置づけは? 入院や訪問、デイケアや気功で対象にしているのはどのような人達で、医師、看護師、ヘルパー、事務の職種がそれぞれどのように関わっていけば理念を達成できるのか? 今はまだ、目先の仕事さえこなしきれないであたふたしている状況ですが、時にはもっと大きな視点で今の自分の仕事を考えてみることも大切、と気付かされた講習でした。

看護師:三村和美

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