インテークの基本とチームでのコーディネーション

講師:奥川幸子 (元東京都老人医療センターソーシャルワーカー)
2004.04.17

 今回の講師である「奥川幸子さん」という方は、ソーシャルワーカーとして、これまでの人生の中で多くの人達の援助をされたきた「スーパーバイザー」です。「スーパーバイザー」とは「援助者に対し対象者(患者)に役立つ援助ができるよう訓練・教育のできる人」とあります。今、現在、自分の周りに、このような人がいますでしょうか。私はほしいと思うことはありますが、日本全体が、スーパーバイザーを育てるという動きにはなっておらず、とても少ないという事でした。
 今回、奥川さんの体験談などを含めた講義に参加でき、自分のふりかえりと、今後の対人援助の進め方が少し見えたように思いました。
 資料(プリントと書籍)にそって、「インテーク」面接(対人援助のための最初の面接)において基本的な視点、知識、技術態度を身につけてほしいと説明がありました。(講義資料2の図)イメージ的には入院時のアナムネーゼをとることを思いうかべるとわかりやすいかと思います。なんらかの問題状況にある対象者を援助する目的で面接を行い、対処課題を引き出し、共通認識をして行くという過程です。言葉では説明するのはとても詳しいので、図を理解してほしいと思います。が、まとめると、相談援助面接とは相互交流であり、一方的なものではないという事、又、対象者を自分自身の身体に入れ理解を深め、専門職者として働きかけていくという事、でしょうか。すごい重い荷を背負ったように思われますが、私達には今までの経験の他、他のスタッフの考え、経験など、バックアップしてもらえる資源があります。力強い事です。今までなにげにとっていたアナムネーゼも少し見方が変わればと思います。
 最後にみせていただいた奥川さん監修の「面接への招待」というビデオも興味深いものでした。奥川さんの講義から、面接時の態度が少し見えたように思いました。「私はいつもは本当に普通のオバサン。仕事の時は、白いブラウスにパンツです。今日は、しるしばんてんをリフォームしたものですが、とにかく、面接、相談援助には、体力も必要だし、気合いをいれないとできないから、服装から入るようにしています。」という言葉に、納得でき、感動しました。
 みんな、頑張ろう・・・。 レベルの高い内容をここで伝えることは難しくてできませんが、講師の個性あふれた、迫力ある話にパワーアップされた水谷でした。

看護師:水谷裕美

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