2025「がん治療と緩和医療」第4回

日時:2025年11月15日(土)14:00〜16:00
テーマ:暮らしの場で求められる緩和医療

看護師となってほどなく、日本におけるホスピスの先駆けと言われる淀川キリスト教病院のホスピス病棟に配属となり、その後イギリスに留学。ホスピス発症の地で目にしたコンサルテーション型の緩和ケアチームの活動をいち早く日本の病院に広め、緩和ケアの教育・普及に尽くしてきた梅田恵さんをお迎えしました。ホームホスピスがあちこちにでき、緩和医療の質もさまざまで、営利が優先されるために生じている問題も指摘されるようになりました。ホームホスピスの一つであるファミリーホスピスで、看護の質の管理も務められた梅田さんから、その状況をお聞きしました。又この10月にみてこられたアメリカのホスピスの報告もいただきました。話題は多義に渡りましたが、勝俣先生とともに、その人が暮らしている生活の場で求められる緩和医療が、営利に傾くことなく、その人が暮らしている生活の場で求められる最善のものであるために、よりより在宅医療や緩和医療を地域で築いていく取り組みの大事さを考える機会となりました。

以下が、勉強会の動画全編です。
https://youtu.be/QM8hLkhotMU

以下は、梅田恵さんの資料です。
がん×緩和 暮らしと緩和医療 20251115